チームのモチベーションを音楽家の現場から考える

チームのモチベーションを音楽家の現場から考える

 

ミュージシャンの世界には”その場かぎり”のチームというのは珍しくありません。

それでも素晴らしいパフォーマンスが生まれるのはなぜか?

 

例えば、

はじめましてのメンバー、限られた時間。

関係性も浅く、いわば「初対面のプロジェクトチーム」で、

成果を出さなければならない現場や

はじめましてのメンバーと、出会って数時間後には観客の前で演奏する

その日その場限りの現場。

なんてものもあったりします。

 

限られた時間の中でチームとして曲に向き合う、

ライブであれば曲だけでなく演出、構成などを理解しリハーサルでつめていく。

もちろん回数を重ねることでクオリティが上がるのは間違いないですが、

ただ単純にリハーサルや本番を重ねたから。ということだけでなく、

 

現場によっては

仕事を越えて、”この人のために。”と思わせてくれる、

そんな感覚が芽生える、現場のリーダーやアーティストがいます。

そんな音楽家としての経験から、なぜそう思わせてくれるのかを

あらためて考え、振り返ってみようかと思います。

 

誤解がないようにいっておきますがその感覚がないからといって

よくない現場ということはありません!(笑)

 

 

「この人のために演奏したい」と思わせる人の共通点

 

もちろんプロなので技術があるのは当たり前。ではあるのですが

技術だけではなく、その場に流れる「相性」「関係性」や「信頼感」というものもあります。

そして、よく観察してみると、そこには“空気感をつくる人”が必ずいます。

雰囲気と言っても良いと思います。

 

それを最初に感じたアーティストは某有名アーティスト。

売れているアーティストすべてかは分かりませんが、

売れてるアーティストや、 売れていくアーティストにはこういう部分でも

理由があるんじゃないか。と感じた覚えがあります。

 

振り返ってみると

受け答えのトーン、表情、

そして“場のつくり方”がうまいのではないかと思います。

  • 名前を覚える(スタッフも含め、名前で呼ぶ)
  • 初対面でも、笑顔で挨拶してくれる
  • 指示ではなく「お願い」「相談」する姿勢がある
  • ミスしてもその人を責めない空気がある
  • パフォーマンス後に感謝の言葉がある

 

つまり、「人としてちゃんと向き合ってくれている」と感じさせる。

当たり前じゃん!と思う方もいるかもしれませんが、

簡単なことだけど、つい忘れてしまいがちな部分だったんじゃないかと。

何より、すごいのは当人たちが一番プレッシャーがかかる立場という点です。

 

 

チームは“空気”で動く!?

 

これって、ビジネスでも同じじゃないでしょうか?

もちろんプロの集まりである音楽の現場とは違うので、

新人などもいる企業で考えると一概に同じとは言えないかもしれませんが、

うまくいっていると感じる時も、うまくいっていないと感じる時も、

根っこの部分、その人の空気感が、チームに影響している。

そんな非言語の要素が、チームのモチベーションには大きく影響しているのでは?

と音楽教室の運営も行っている現在、考えたりもします。笑

 

チームの「空気を整える」ために必要なのは、

音楽家が演奏する前にチューニングをするように、まず“自分を整えること”


呼吸を整えるように。

焦りを捨てるように。

自分の中のリズムを取り戻すこと。


その結果、チーム全体に波紋のように広がっていく。

空気を、場の雰囲気を作るという分かりづらいけど

全体を支える、重要なことに思います。

 

 

自分を整える方法を見つける

 

もちろん、常に落ち着いていられるわけじゃないですよね。

人間ですから、焦るときもあれば、疲れてる日もあります。

ある意味心が揺れ動くのは当たり前かもしれません。

 

そんなとき、気分転換に選ぶのが28 BLACK。

コーヒーの気分じゃない。

甘すぎるものでもない。

味や香り、雰囲気に美意識のある、28 BLACK。

(なにより静かなるエナジィとうコンセプトは音楽家にとってもとても重要)

“ケミカルじゃないエナジードリンク28 BLACK”がフィットするのは、そんなときです。

 

好きな音楽を聞いたり、映画を見たり、旅行やスポーツ、

自分を整える方法はいくつあっても良いと思います。

 

 

人は“共鳴”すると動き出す!?

 

音楽も、チームも、共通するのは、

「人と人が響き合うこと」です。

なんてカッコつけてみましたが、

リーダーが、メンバーが、それぞれが放つ“音”が、チームの人の心に響くから。

より良いものが生まれる。

そんな場面を音楽の現場でたくさん見てきました。

 

もしあなたが、チームに対して悩んでいるなら、

言葉だけでなく、“空気”をつくってみてはいかがでしょうか。

それだけで、何かが動き出すかもしれません。

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